技術シーズ集 目次


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エマルション流の制御を利用した有価物の回収技術

環境関連
No. 2-2
油のような水と混じり合わない溶媒を用いて目的成分を分離・精製する溶媒抽出では、まず水と油を混合して目的成分の抽出を促した後、排水のために水と油を分離します。この技術はエマルション流(水と油の乳濁流)の制御により、送液のみで高効率な溶媒抽出を実現する新しい手法です。
技術の特徴

水と油が混合・乳濁した流れ(エマルション流)の発生と消滅を、ポンプ送液だけで簡便に制御できる点が特徴です。オリジナル技術と比較して、処理する水溶液の装置内での滞留時間を長くできる、水溶液中の固形成分を積極的に捕捉して回収できる、などの新しい工夫がなされた発展型です。

溶媒、抽出剤、pH、添加塩類などの制御により、さまざまな物質(溶媒成分、固形成分)を抽出・回収できます。

2-2
従来技術との比較

1 廃液処理コストを従来法の5分の1以下
2 処理スピードは従来法の10倍以上
3 装置サイズを従来の10分の1以下
  にコンパクト化
4 排水に油分が混入しないので、環境
  にやさしい

利用分野

1 レアメタル等の回収・リサイクル
2 工業排水の浄化
3 油分の分離
4 固液分離(固形成分の回収)

研究のステージ

実証ブラントによる試験段階

知財関連情報

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