技術シーズ集 目次


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減速型中性子スペクトル測定器の減速材構造

計測
No. 6-29
幅広いエネルギー範囲の中性子スペクトル(中性子エネルギー分布)を簡易に測定できる測定器です。検出器内部に組み込む減速材に様々な工夫を加えることにより中性子のエネルギーの弁別性能を向上させました。
技術の特徴
6-29

上図は、本発明の中性子検出器の原理図です。検出器に入射した中性子が内部の減速材で減速された低いエネルギーの中性子(1eV程度の熱中性子)となり散乱されることで、中心軸に設置してある熱中性子検出器で検出される方式です。

入射する中性子のエネルギーにより減速材中の透過距離が変わるので、長軸の熱中性子検出器に長さ方向の位置を検出する機能を持たせることで、中性子のエネルギーが分かります。

本発明では、このような方式の中性子検出器にポリカーボネートとポリエチレンの2段の減速材構造や熱中性子吸収用カドミウム板を設置する等の工夫をすることで、中性子のエネルギー弁別する性能を向上させました。

従来技術との比較

1 従来は複数の測定器による評価を必要
  としていたが、本測定器1つで測定可能
2 測定及びセットアップにかかる時間を
  短縮
3 市販のエレクトロニクス機器の利用が
  可能
 

利用分野

1 放射線管理計測(中性子)
2 加速器物理工学
3 核データ評価

研究のステージ

実用化段階
(試作機有)

知財関連情報

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