技術シーズ集 目次


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中性子とガンマ線を同時に検出する臨界事故警報装置用検出器

計測
No. 6-31
本装置は、不慮の臨界事故の際に事象の発生を速やかに検知し施設内に退避警報を発する臨界事故警報装置に使用する放射線検出器であり、事故によって生成される放射線(中性子とγ線)を、両者の区別なく検出することができます。
技術の特徴

臨界事故警報装置に使用する放射線検出器には、ガンマ線用検出器と中性子用検出器の二種類があり、これまでは発生源と設置検出器の間にある施設の遮へい構造に応じて使い分けていました。

新たに開発した検出器「中性子・ガンマ線非弁別式検出器」は、従来のγ線検出器(プラスチックシンチレータ)に、カドミウム(Cd)とポリエチレンからなるケーシングを取り付けることで中性子検出感度を付加したもので、施設の遮へい構造に関係なく、中性子とγ線のいずれか又は両方を検出することができます。

6-31
従来技術との比較

1 従来検出器の持つγ線検出感度を損なう
  ことなく中性子検出感度を付加
2 任意の遮へい構造の場所で利用が可能
 

利用分野

再処理施設等における臨界警報設備

研究のステージ

実用化段階
(東海再処理施設で実働中)

知財関連情報

特許第4189505号(共願:(株)東芝)


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